スタミナのつく食べ物 山芋(やまいも)は生で食べる、疲労回復、夏バテ予防に

十返舎一九の描いた『東海道中膝栗毛』(とうかいどうちゅうひざくりげ)の弥次さん・喜多さんの東海道五十三次の20番目の宿場「丸子宿」では山芋の「とろろ汁」が有名です。

「丸子宿」として栄えたこの地は、自然薯が成育して薬や食料として用いられ地元の人々の栄養源となっていました。

江戸の時代、東海道を旅する旅人にとっても「丸子宿」の「とろろ汁」が疲労回復に役立ち大いに旅心を誘ったのではないでしょうか?

広重描く「東海道五十三次」にも描かれていますね。

山芋(やまいも)は山に自生していたことからこの名前がついたものといわれています。縄文時代から日本では食べていたとみられ、鎌倉時代、室町時代ごろから栽培されたといわれています。

山芋の主成分はデンプン質ですが、やまいもに含まれているぬるぬる成分が精のつく食材として体によいと考えられています。疲労回復や夏バテ予防に食べるとよいといわれています。

山芋には消化酵素のアミラーぜが豊富に含まれています。この酵素は加熱すると効力を失うため生で食べるのがベストで山芋ご飯は理にかなっています。
また摩り下ろすことで酵素が活性化され、働きが活性化され働きがよくなるといわれています。胃腸の働きをたすける独特の粘り成分・ムチンやカリウム、ビタミンB1などもバランスよく含まれています。

山芋に含まれる成分と性質

山芋には、でんぷん分解酵素であるアミラーゼやジアスターゼが豊富に含まれているため、消化を助け、栄養の吸収効率を高める効果があるといわれています。新陳代謝を活発にし、疲労回復や滋養強壮に効果的です。

山芋の特性でもあるヌメリは、ムチンと呼ばれる成分によって生まれ、ムチンは胃腸の粘膜を潤し、保護する働きがあるため消化酵素とともに滋養強壮に効果的に働きかけます。

アミラーゼやジアスターゼ、ムチンはともに熱に弱く、加熱により分解酵素の働きが失われます。そのため、山芋をとろろや千切りなど生のまま食べることは分解酵素の働きを維持するとても効果的な食べ方で、昔から生で食べているのは理にかなっています。

山芋には他にも、ビタミンB1・B2やパントテン酸、カリウム、食物繊維が多く含まれています。これらには腸内環境の正常化,肝臓や脾臓の負担を軽減させるなどの働きがあります。

食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2つに分類されます。

不溶性食物繊維とは水に溶けない食物繊維で、腸のぜん動を刺激し、腸内に溜まった有害物質の排出を促す作用があります。肥満や便秘の解消、腸の病気予防などに効果があります。

水溶性食物繊維とは水に溶ける食物繊維で、腸内で水分を含みヌルヌルとしたゲル状となり、有害な成分を吸着して排出させます。糖尿病や動脈硬化、高血圧の予防に効果があります。

また、山芋にはヒアルロン酸同様の保水効果があり、肌につやとハリを与える効果もあると期待されています。

因みに、私は毎朝、ご飯を少なめにしてお茶碗に納豆や糠漬け・もづく等を適当に混ぜ山芋のとろろをかけて焼き海苔をつけて食べています。
野菜も生のままでとらない野菜の酵素が取れない為、このようにして食しています。
今のところ、結構、調子がいいのではないかと自負しています。まあ、実際に血圧も下がってきてるようです。



■玉ねぎは血液サラサラ効果の辛味成分・硫化アリルが豊富で老化防止に効果

まだ、学生だった頃、体育の授業で当時、法政二高のあった武蔵小杉に通っていました。今も、思い出すのですがお昼の時間になるとそこの食堂の「カツ丼」が人気がありました。

私の場合は毎回、そこの「カツ丼」の常連でした。もっとも、人気があったのでそこで働く料理人は大忙しです。10個ぐらい平鍋を並べて作っていたのを覚えています。

「カツ丼」は玉ねぎと「かつ」のシンプルな料理ですが、これは「かつ」が余りあつくても味が悪い、学生相手のお昼のおかずだからそんなに上等なものでもない、というわけで丁度いい塩梅の厚みだったと思います。

値段も安く、いまだにいい思い出として残っていると同時に未だに思い出しては自分で料理してますが、なかなかあの頃のうまさを再現できないでいます。

玉ねぎは日本では明治時代以後北海道で栽培がはじまり、いまでは日常の料理の必須野菜のひとつと言われています。栄養面ではビタミンB1の吸収を助けたり、血液をさらさらにする成分が含まれています。

主な栄養分は炭水化物が多く、ビタミンC、B1、B2のほか、カリウム、カルシュウムなどのミネラル成分、植物繊維などが含まれています。

包丁で切ると目に刺激のある成分で涙が出たりしますよね。玉ねぎの匂いや辛味のは硫化アリルという成分で、包丁で切ると細胞が壊れアリシンという成分になります。

このアリシンは血液をさらさらにして血栓をできにくくする働きがあります。動脈硬化や脳梗塞の予防に役立つを言われています。

硫化アリルにはビタミンB1の吸収をしやすくして、新陳代謝を活発にして、疲労回復に役立つ働きがあると言われています。

このためビタミンB1を含む豚肉や大豆と一緒に食べると、体に吸収されるため良いとされています。この硫化アリルは水溶性で加熱に弱いので長く水にさらさずに生で食べるのがよいでしょう。

牛丼には玉ねぎと牛肉でおなじみですね。玉ねぎはいためると甘みが増します。これは玉ねぎに含まれる辛味成分と甘み成分の両方が含まれていますが生のときは辛味成分がつよいため、甘みが感じられませんが、いためると辛味が消えて甘みが増えるのです。

カレーやシチュウにも必須の野菜ですね。

玉ねぎは血圧を下げたり、コレステロールの値を下げる効果がありますが玉ねぎを切る時、スライスして30分位おくと細胞がつぶれて香り成分が出てきて健康効果が増すようです。

フレンチでは日本の鰹節や昆布のよう「だし」はありませんが玉ねぎが「だし」の代わりをしていますのであらゆる料理に玉ねぎが使用されています。

玉ねぎ料理の基本は玉ねぎのスライスを茶色くなるまで炒めることの様ですが炒めると甘味と味が濃くなります。

スライスした玉ねぎを一晩、冷凍室にいれて置くと短時間で炒めることができるようです。



■さつまいも(薩摩いも)には食物繊維が豊富、女性の味方(カリウム)も豊富

以前は、冬になると「いしやーきいものほやほや」の声が寒さの闇の中にこだまして、ちょっと暖かい気分にさせられましたが、石焼き芋のおじさん、最近はどこへ行ったのでしょうね?

子供のころは焼き芋屋さんの店先に「九里よりうまい十三里半」等と書かれた宣伝の広告があったのを覚えている人も少なくなってしまったと思います。

「九里」とは栗のこと、「十三里半」とは当時、さつま芋の産地である、川越をさします。
江戸から川越まで丁度、十三里程だったのですね。

これは、「栗よりうまいさつま芋」というところを江戸っ子特有の「洒落」でこのように言い換えたのです。

それでも、この冬の風物詩が消えてしまったのは本当に寂しい限りです。

さつまいもは熱帯アメリカが原産地で、江戸時代に南九州の鹿児島薩摩藩で栽培がはじまったことから薩摩の芋から「さつまいも」と呼ばれています。

さつまいもは土壌に左右されずに栽培できるため各地で栽培され飢饉のときに命を救った食料として広がってきました。でんぷん質が多く甘みがつよく、蒸したり、焼いて焼き芋、ほしいもなどで親しまれてきました。

食物繊維には腸の働きを活発にしたり、余分な脂質や老廃物の排出をたすける働きがあります。このため生活習慣病の予防のために是非食べたいものです。

さつまいもの植物繊維はジャガイモの約2倍も含まれています。さつまいものカロリーはご飯に比べると約0.8倍と低めです。成分はデンプン質、ビタミンB群、C、E,βーカロテン、食物繊維などが含まれています。

ビタミンCはりんごの5倍以上も含まれていますが、さつまいものデンプン質の働きで熱から守られています。このため加熱してもビタミンCが壊されずに食することができます。芋類の中ではもっともビタミンCが多く肌荒れを防ぎ、肌にハリとツヤを与えるコラーゲンの生成を助けます。また活圧を安定させるカリウムも豊富に含まれています。βーカロテンの含有量はさつまいもの黄色味が濃いほど多くなります。

さつまいもの甘さを引き出すには調理するときに約70℃でゆっくりと加熱すると甘くなります。時間をかけて加熱することにより酵素の働きでデンプン質が麦芽糖に変化するからで、石焼き芋はこの方法により十分に甘くなります。

さつまいもをふかして裏ごしして、芋餡としてお菓子にも利用されています。昔はさつまいもを「ほしいも」として保存食としておやつとして食べた記憶を思い出します。

さつまいもに含まれるカリウムは多くの酵素を活性化させる働きがあり、間接的に筋肉のエネルギー代謝や神経伝達、筋肉の収縮を補助する作用があるといわれています。その効果としてカリウムは腸内の筋肉を促進することで便秘が改善されたり、腎臓における老廃物の排泄を促したり、むくみをとる働きもあります。

またストレスを改善する作用があり、これらの働きからカリウムにはダイエット効果なども期待できるといわれていますので女性の悩みを解決する食品といえます。

こうしてみると、この「さつま芋」は女性の悩みにすべてこたえてくれていると思いませんか?
だから、昔から石焼き芋のおじさんは主婦に人気があったのですね?

また、βカロチンは今はやりの目の病気、加齢黄斑症候群の予防になるといいます。
加齢黄斑症候群は失明につながる怖い病気です。

今、思うと子供のころは落ち葉を集めて焚火に芋を突っ込んで焼いて食べたのを思い出します。現代はへたに焚火もできない時代になりました。ついつい懐かしさがこみあげてきます。

因みに、このさつま芋を広めた人をご存知でしょうか?

八代将軍・徳川吉宗の当時、儒学者として知られていた青木昆陽が、その才能を買われて町奉行・大岡忠相に見いだされサツマイモの効用を説いた「蕃藷考」を著し、吉宗に献上した。

青木昆陽は薩摩藩から甘藷の苗を取り寄せ、「薩摩芋」を江戸小石川植物園等で試験栽培に成功し江戸庶民に広く普及するようになったそうです。
さつま芋は当時「甘藷」と言われ青木昆陽は「甘藷先生」と言われて慕われたといいます。
当時は度重なる飢饉で大変困っていたそうですが「甘藷先生」がその窮状を救ったのですね。

徳川吉宗や大岡越前、甘藷先生等の言葉を聞くとますますさつま芋が身近に感じますね。

青木昆陽 の 墓所がある目黒不動では毎年命日に「甘藷祭り」が開かれているそうです。



■キャベツ 栄養が豊富、漬物にして保存食として食される

以前、ロールキャベツが急に食べたくなり、よし、ここは一番自分で作ってみようということを決めスーパーで買い物して材料をそろえたのはいいのですが、何せ普段やったことのないことでもあり、思いったって始めた、ほんとの思いつきだったのすね?

買い物しているうち、何か材料をいろいろ買うことになりデミグラスソースやらワインやらあれもこれも欲しくなってしまいなんと予算無視の材料買い?

男の料理はしみったれてはいけない、レストランで作る高級料理を作るんだ、との意気込みで始めたのはいいのですがあれやこれやちっとも進まず夜中も過ぎてようやっと出来上り、料理は一日置いた方が味がしみてうまくなる等と勝手な理屈をつけ、一日たって家族に披露したものの全く反応はなく さげすみの目と目?

「なんんちゅうこった」誰も喜んでくれませんでした。(涙)

(ね!)男の料理なんてこんなもんなんだよね!

こんなことならお金使ってするんじゃなかったと後悔したことを覚えています。

でも、キャベツって栄養価がハンパじゃないですね!

調べてみるとキャベツに含まれている栄養素は、ビタミンA、B1,B2,B3,B5,B6,B9、C、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛...などですが、中でもビタミンCがずばぬけて豊富で、大き目の葉二,三枚で大人が一日に必要とするビタミンCをカバーできるんだそうです。

ビタミンCを多くとれるということは美肌効果や疲労回復、そして風邪の予防にも役立ちます。

キャベツに含まれるビタミンUは胃腸の粘膜修復に必要なたんぱく質の合成を促進するので新陳代謝を活発化して、胃や十二指腸の潰瘍を修復もすればその発生を抑制する働きがあるそうです。

ビタミンKには骨にカルシウムが沈着するのを助けるはたらきがあるので、骨粗しょう症の予防に効果があり、ビタミンKが不足すると骨がもろくなり、貧血や大腸炎などをおこしやすくなるんだそうです。

キャベツの食物繊維は、便秘を改善するだけでなく腸内環境を良好に保ち、大腸がん、高血圧、動脈硬化、糖尿病、肥満などの病気に効果のあるそうです。

キャベツの外側の葉の緑色部分には、カロチンが比較的多く含まれていて、体内で必要な量だけビタミンAに変わった残りは抗酸化物質として働くそうです。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫にし、がんの予防や、活性酸素の害から身体を守る働きもあります。

また、レッドキャベツにはアントシアニンが含まれており。この色素成分はアントシアニンで、癌などを予防するポリフェノールの一種です。

キャベツはヨーロッパが原産で、漬物としてザワークラウトとして北欧、東欧、ロシアでも食されており、ドイツ移民からアメリカ合衆国、カナダでもよく食べられています。

ザワークラウトの酸味は空気中の乳酸などによる発酵で作成されたもので、酸味料を加えたものではないようです。

キャベツを千切りにして、瓶やタルに入れて適量の塩、香辛料を加えて混ぜて重石をする。夏には数日で、冬季では1週間ぐらいでできる。

ビタミンCを含む保存食として、レモンやかんきつ類のジュースと並んで、長い航海時代には壊血病の予防食として貴重であった、キャベツにはビタミンCが豊富で、加熱しないため、ビタミンCが壊れずに発酵によりさらにビタミンCが生成される。

キャベツは、とんかつの付け合せ、ロールキャベツに、中華の野菜炒め、などなど手軽に食べられています。

こんなに栄養豊富な野菜だから昔から親しく食べられているのですよね!納得!納得!



■ジャガイモは熱に強いビタミンCが桁違いに豊富、保存がきく栄養豊富な野菜

ジャガイモを食べると「頭がよくなる」って聞いたことありません?
私の子供のころはこんな言葉がはやってましたね!

私の兄はほんとに信じてよく食べてました。でも、大学受験で志望校に入れず一浪したところを見ると、この話はあんまりあてにはならないみたいかもしれません。

出所は、昔の日本はドイツからいろいろ学んでいた、ドイツ人は頭がいい、ドイツではジャガイモ料理をよく食べる、なんてところから発生したしたのではないかと思われます。

ジャガイモは馬鈴薯とも呼ばれています。なす科の植物で地下茎を食べています。加熱調理して食べていますが、デンプンの原料として利用されています。

保存が利きますが、暗くて温度が高いと発芽しますので、暗くて涼しいところに保存しましょう。日光が当たって緑色に変色した部分、芽の部分には毒物成分ポテトグリコアルカロイドが多く含まれているので中毒の元になるので取り除きましょう。

ジャガイモの原産地は南米アンデス山脈の高地といわれ16世紀にスペイン人によりヨーロッパにもたらされた、といわれる。日本には1600年ごろオランダ船によりジャカルタ港より運ばれて栽培されたといわれる。そこから名前がジャガイモと呼ばれるようになったようですね。

日本では北海道が最大の生産地で夏から秋にかけて収穫されます。ポテトチップ、野菜サラダ、カレーの具、ピザの具、肉じゃが、昔はふかして塩を振って食べたんものですね。縁日の夜店でじゃがバタも食べたものです。

じゃがいもの健康効果とは?

じゃがいもには豊富なビタミンCが含まれています。

ビタミンCが肌のコラーゲンの生成を助けシミやソバカスの予防になります。

ビタミンCの効果は年齢と共に衰えてくる血管や神経を強くしてくれる働きがありますので、老化防止にもつながります。

じゃがいもの成分にはビタミンCと並んで、カリウムも豊富に含まれています。
カリウムが体にもたらす効果は次のようなものがあります。

じゃがいもに含まれるカリウムの量は、豊富です。カリウムは、血液中のナトリュームと結びついて体外に出す作用を持つので、体の中の塩分のバランスをとって高血圧や動脈硬化の予防になります。

日本人は、日常食べる食事が比較的塩分を摂取する場合が多いので、じゃがいもを普段食べている物の中に取り入れること、例えば「肉じゃが」等の料理がとてもいいですね。

むくみの原因は、水分代謝の低下や塩分の摂りすぎで、腎臓の働きが弱って症状が出てきます。
体外に塩分を出してくれる働きのあるじゃがいもをとることにより、むくみの予防・改善に繋がります。

糖尿病は心臓の働きの低下を起こし、不整脈はカリウムが不足すると起こります。

カリウムは、どんなに調理しても破壊されることはありませんので、煮込んだりスープなどすれば効果的、又他の食品例えばバナナ等を食事にうまく取り入れれば、これらの病気の予防になります。

塩分の低下は糖尿病の症状にも効果的です。

じゃがいもは、芋類の中でも珍しいアルカリ性の野菜です。アルカリ性の食べ物は血液や尿が酸化してしまうのを防ぎます。

血中の尿酸増加を防ぐため、痛風、壊血病、くる病などの病気の予防になります。肉類や魚類、乳製品の付け合わせとしてもいいですね。

じゃがいもに含まれるパントテン酸で疲れやイライラの防止をすることができます。

パントテン酸が不足すると、疲れやすくなります、睡魔が襲ってきたりイライラするのもカルシウム不足ばかりではなく、パントテン酸の不足でも起こる場合があります。

意外と思う方もいらっしゃると思いますが じゃがいものカロリーはご飯の半分しかありません。
栄養が豊富でカロリーも低いじゃがいもは、沢山食べても太りにくいという効果があります。

ダイエットしたい方はご飯の代わりにじゃがいもを食べるといいかもしれませんね。

じゃがいもは食物繊維が豊富なので、便秘にはもちろん、胃や腸にも効果的に働いてくれます。

じゃがいもをすり下ろし、布巾で水分を絞って鍋に入れて火にかけます。真っ黒に煮詰めて、焦げたカスを粉になるまですり鉢で潰します。

1日1回小さじ1杯を飲むと、胃や十二指腸のカイヨウに効果があるそうです。

子供の頃、親がじゃがいものすり下ろしを冷湿布や温湿布の代わりに使っていたことを思い出します。

昔はねんざや打ち身にはじゃがいもをすり下ろしと同量の小麦粉を入れて練って、ガーゼに厚めに塗ってねんざや打ち身の場所に当てたりしていましたね。筋肉のこわばりには温めて使います。



■なすの紫紺色はナスニンの働きが抗酸化作用をもたらし、老化予防に役立つ

秋ナスは嫁に食わすな!
秋ナスは嫁にくわすなとは、憎らしい嫁には、美味しい秋のナスを食べさせるのは、もったいないという意味。秋ナスは体を冷やすから、大事な嫁に食べさせるなという意味とか、秋ナスは種が少ないので、子種ができなくなるから食べさせるなという意味等がありますね。

嫁いびりの言葉とも言われていますがあなたはどのように思われます。
確かにナスは秋に向かうほど皮が軟らかくなって、甘みもうまみも増すように感じます。

なすの原産国はインドといわれ、日本には奈良時代から食べられたといわれ古くから親しまれてきた野菜です。

なす特有の紫紺色の皮には、アントシアニン系の色素ナスニンが多く含まれています。これはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるため、動脈硬化や老化の予防、目や肝臓の働きを活性化する働きがあるとされています。ナスニンは水溶性のため長い間水に浸すと流れ出して栄養価を損なうので手早く調理したいものですね。

なすには水分が93パーセント以上あるため低カロリーである。そして脂肪を燃焼させるというビタミンB2などが含まれているのでダイエットに利用したい。このほかには食物繊維、カリウム、カルシウム、ミネラル、ビタミンCなども豊富に含まれています。

なすを食べると体温が下がり、体を冷やす働きがあるとされる。夏に旬を迎える野菜には鎮静、消炎症作用があると考えられてきました。

なすを簡単に食べるには、長い方向に二つに割り、包丁を斜めに入れて、フライパンに植物油を敷き中火で炒めます。火を止めたらオロシしょうがを添えて醤油で食べるのも手軽にできるものです。
これはこの時期、ビールのつまみとしてシンプルに料理できて絶品の味です。

また輪切りにして味噌汁の具にも簡単にできます。

一夜漬けも簡単にできます。長い方向に割り、5ミリ程度に切りポリ袋に入れて塩を振り、ポリ袋ごと揉んで袋を結び冷蔵庫に入れておくと、一晩でたべられます。これなんかも朝食にでてきたらご飯、何杯もいけちゃうんじゃないですか?おいしいですよね!

抗酸化作用とは、私たちの体には酸素が必要ですが、酸素の一部は体内に入ると、炎症や血流の変化、ストレスなどで活性酸素に変わります。これが細胞や脂肪、DNAを攻撃することにより、体が老化し、がんをはじめ、様々な病気の原因になるのではないかと考えられています。

この活性酸素に対抗するのが抗酸化作用を持つ物質で、代表的なものではβカロテン、ビタミンC、ビタミンEなどです。またファイトケミカルも強い抗酸化作用があるため、ガンや生活習慣病の予防にも有効といわれ、これらはすべて野菜や果物から食物として摂取できます。

野菜のなかで抗酸化作用の大きなものは、青ジソ、パセリ、モロヘイヤ、春菊、小松菜、ブロッコリなどです。

アメリカの国立ガン研究所が公表している「デザイナーズ・プログラム」ではニンニク、キャベツ、しょうが、ニンジンなどが、ガンを予防する野菜として上位にのぼっています。

ナスの栽培
ナスは同じ土壌では連作ができません。園芸をやる人は気をつけたほうがいいですね。

 


 

■ほうれん草は貧血予防に欠かせない鉄分が豊富

会社の中で上司が社員に対して「ほうれんそう」報・連・相が重要であるという話をよく聞きます。

「ほうれんそう」報告・連絡・相談は、山種証券という会社の誰かがお風呂に入っているときに閃いたという話になっています。社史ににそう書かれているそうです。

ところで、野菜のほうれん草は人にとって、とても重要な野菜になっていると思いませんか?

ホウレンソウは冬になるとおいしくなります。収穫前に冷温にさらすこともしばしば行われ、これらの処理は「寒締め(かんじめ)」と呼ばれています。

寒締めはホウレンソウが収穫時期になったら、ハウスの中をを開放し、冷たい外気が自由に吹き抜けるようにして、このまま昼夜構わず放置します。ホウレンソウは約5℃を下回ると伸長を停めるのですね。

寒締めを行ったホウレンソウは、低温ストレスにより甘みやうまみが増し、ビタミンC、ビタミンE、βカロチンの濃度のあがるそうです。

ほうれん草はビタミンAや葉酸が豊富なことで知られています。ルテインというカロテノイドを多く含みます。

おひたし、胡麻和え、バター炒めなど様々な形で調理されますね。とても料理のバリエーションが広い貴重な野菜です。

ホウレンソウは緑黄色野菜の中では鉄分が多い方であるが、コマツナよりは少ないのですね。

ただし葉酸は鉄分の吸収を促進するため、実際に摂取出来る鉄分が多くなるので、ホウレンソウを食べる事が効率のよい鉄分摂取に繋がり、ひいては貧血予防に繋がります。

ホウレンソウにはシュウ酸が多く含まれており、大量摂取すると、シュウ酸が体内でカルシウムと結合し腎臓や尿路にシュウ酸カルシウムの結石を引き起こすことがあると言われています。

ビタミンAは油に溶けやすいので料理法は食用油とともに調理するとよいといわれています。

ほうれん草は西アジア原産といわれています。中国経由で伝来した東洋種と欧米経由の西洋種があり、現在は交配により両方のよいとこをとった交配種が栽培されています。

ほうれん草は野菜の中でも栄養価が高く貧血対策に重要な鉄分や、鉄分の吸収を助けるビタミンC、造血に作用する葉酸などが含まれています。

漫画のポパイがほうれん草を食べて元気モリモリという場面がありましたね。

おひたし、汁物の具として、グラタンなどをはじめとする料理などに幅広く利用されている。 最近ではアクが少ないサラダほうれん草が手に入り、生食できますね。

ほうれん草の根元の赤い部分が子供のころ、臭みがあって苦手だったのではないですか、赤みの部分は甘みがある糖質、骨を形成するのに必要なマンガンが多く含まれているので、旬のものを残さず食べたいものですね。
保存は乾燥しないようにぬらした新聞紙などで包みポリ袋に入れ野菜室にいれ、早めに食べましょう。





■かぼちゃの黄色には免疫力アップのβカロテンが豊富で免疫機能を高める

カボチャといえば最近ではハロウインですね?

以前は日本に馴染みのなかった西洋の行事ですが最近は日本の若者に受け入れられつつあるようでハロウインの日になると渋谷あたりが変装した若者で大賑わいをするそうです。

ハロウインはイギリスの古代ケルト人の行事が起源で日本のお盆のようなお祭りのようです。

もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事ででしたが、現代では特にアメリカで民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっています。

カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習が残っているのですね。

どうやら、日本人がこのみそうなお祭りで定着しそうな感じがしてなりません。日本の若者は新たなお祭り望んでいるみたいですからね。

ところで、カボチャですが健康に良い免疫力を高める食べ物です。

薬効としてはガン予防 冷え性 体力回復 風邪の予防 貧血 精力減退 前立腺肥大 高血圧 動脈硬化 老化予防など幅広い健康効果が期待できます。

カボチャは栄養成分を豊富に含む緑黄色野菜になります。
かぼちゃの種類を大別すると、表面のデコボコした日本かぼちゃとツルツルした西洋かぼちゃがあります。

日本かぼちゃはメキシコが原産で、安土桃山時代にポルトガル人によって、カンボジアから渡来したため、「カボチャ」の名前がつけられたといわれます。

西洋かぼちゃは南米ペルーあたりが原産です。一般にくりかぼちゃといわれ、強い甘味とほくほくした肉質が人気です。
糖質の比較では、日本かぼちゃより倍以上も甘味が強く、緑黄色野菜の特徴であるカロチンも、またエネルギーもずっと多いですね。

かぼちゃの栄養成分ビタミンA(β-カロチン)、ビタミンC、ビタミンEなどです。

かぼちゃは、β-カロチン(ビタミンA)が豊富なほか、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などをバランスよく含んだ栄養面ですぐれた緑黄野菜です。

この数多い栄養成分の中でも、含有量の多さがβ-カロチンです。

近年、このビタミンAが風邪、C型肝炎などの感染症やガンといった免疫力低下によって発症する病気の抑制に効果的であるといわれています。

β-カロチンには、粘膜などの細胞を強化して、免疫力を高める働きがあるのですね。

免疫力を高めることにより、外から体内に侵入してくる有害な細菌やウイルスを撃退するだけではなく、抗がん作用も強まります。

さらにβ-カロチンには、体を活性酸素から守る坑酸化作用も考えられます。体内の細胞の活性酸素は、ガンや老化など様々な病気の原因となっています。

体を酸化から守るためには、日常の食事から抗酸化成分を豊富に摂ることが重要ですが、その抗酸化成分の代表がβ-カロチンといえます。

かぼちゃには、β-カロチンに加えてポリフェノールやビタミンC、Eなどの抗酸化成分が豊富に含まれており、抗酸化力が極めて高い緑黄野菜なのですね。

冬のかぼちゃには体を温める効果があるので、冷え性の方にはとてもよい野菜です。
温かいスープにして飲めば保温効果は抜群で、病後の体力回復にも効果があります。

「冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かない」といわれています。ビタミンAとCが粘膜の抵抗力を高め、細菌感染を予防する効果を発揮します。

かぼちゃにはビタミンA、C、Eと食物繊維、βカロテンなどが豊富に含まれていて長期間保存できるのが特徴です。

かぼちゃの黄色はβカロテンの色です。カロテンはカロテノイドといわれる色素成分のひとつで体内では必要に応じてビタミンAに変換される。
βカロテンは粘膜を丈夫にし、風邪を予防したり、目、皮膚、髪、歯茎などの健康を保つ働きがありのですね。

かぼちゃのビタミン類、ポリフェノール、ミネラル、食物繊維等は、皮やワタに多く含まれています。調理の際は、これらの部分も上手に使うことが良いでしょう。





■平成24年の国民健康・栄養の調査によると,

平成24年の国民健康・栄養の調査によると

・糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)は約950万人、糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)は約1,100万人と推計。

・糖尿病が強く疑われる者と糖尿病の可能性を否定できない者を合わせると約2,050万人と推計され、平成9年以降増加していたが、平成19年の約2,210万人から初めて減少に転じた。

・糖尿病が強く疑われる者のうち、現在治療を受けている者の割合は、男性65.9%、女性64.3%であり、男女とも毎回増加。

という結果が出ています。肥満している人が、高脂血症、高血糖、高血圧など複数あわせもつ

状態を「メタボリックシンドローム」とよんでいます。この状態が継続するとひとつひとつの病気の程度は軽くても、動脈硬化が進行しやすくなり、脳梗塞、心筋梗塞などの生命にかかわる病気を発病するリスクが高くなるといわれています。

メタボリックシンドロームの原因としては「食べ過ぎ」、「飲み過ぎ」、「運動不足」などの生活習慣の乱れによる肥満などが考えられます。

健康な体を維持するためには自分の生活習慣、食習慣などを見直して肥満を解消したいものですね。

理想な状態を維持するための食事、栄養のバランス、運動の習慣などを考えて、毎日の行動を変えて理想的な体を作りましょう。
■日本は世界一の長寿国
『2012年の日本人の平均寿命は女性が86.41歳、男性が79.94歳で、いずれも11年を上回ったことが25日、厚生労働省の調査で分かった。

女性は香港に次いで2位に後退した11年から0.51歳延び、2年ぶりに世界一となった。男性も0.50歳延びて世界8位から5位に上昇した。11年の平均寿命は多数が死亡した東日本大震災の影響で10年を下回っていた』2013年7月23日の日経新聞の記事から引用)

この記事から日本は長寿命化となっています。でも身近な友人、知人の話を聞くと、糖尿病、高血圧、高脂血症、○○ガンが見つかった、△△は認知症らしい、などの話を見聞きにします。

いくら長寿命になったといっても病院のベッドの中では困りますよね。そこで、元気でピンピンの間に先ほどのような病気に対する理解を深め、できればその予防などについて考えていきたいと思います。あなたも私と一緒に考えませんか?





トマトは赤い色素リコピンが豊富 ポリフェノールの1種で生活習慣病の予防に必須

トマトの原 産地は南米のアンデス地方といわれています。日本で栽培されるようになったのは17世紀ごろといわれ、はじめは観賞用として栽培されていましたが、品種改良されて現在のようなトマトに改良されてきました。

トマトの赤い色素はリコピンという栄養成分が含まれています。リコピンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つといわれています。 リコピンはビタミンEを多く含むゴマやナッツ類と一緒に食べると吸収しやすくなり、油っともに調理すると体内での吸収率が高まります。

トマトはイタリアン料理に欠かせない食材として、またケチャップソースなどの原料に使われています。ピザのトッピング、ハンバーガの間に挟んだり、野菜サンドイッチにはさんだりいろいろと活躍します。

肉や魚介類と一緒に料理すると味が引き立つ。油で調理・加熱よりリコピンやβカロテンの吸収がよくなるので炒め物、煮物にするのもよく、ピザのトッピングにも人気がある。

私の小さいころは、夏の暑いときに出回る野菜?果物?のイメージがありました。

よく冷やして、皮をむいて塩を少しかけて食べると、一層おいしく食べた思いでがあります。

トマトは、そのまま食べることが多く好きな人も多いし、今ではテレビの通販番組でトマトジュースが販売されていた人気がありますね。

イタリア料理にはトマトとトマトケチャップが欠かせませんね。

スパゲッティの味つけにも必須ですね。

 

トマト1個でビタミンCの必要量が取れるといわれていますね。トマトの酸味の成分やクエン酸、リンゴ酸と言われ、胃の消化液の分泌を高める働きもあります。

ビタミンC、ビタミンB6、カリウム、ルチン、食物繊維などが含まれていますので是非食べたいものです。

ビタミンCは、シミのもとのメラニン色素の生成を抑え、血液中のコレステロール値を下げ、免疫力を高める働きがあり、カゼなどのウイルスのなどの感染を防ぎ、かかったカゼの回復を早める作用があるといわれています。